ドクショル講演会2014


 平成26年11月1日ドクショル講演会が、学外者4名・学内者20名の計24名の参加者を得て行われました。

◆開会の挨拶◆

 まず、最初に山本岡山理科大学図書館長より、開会の挨拶が行われました。

◆講演1◆

 講演1では総合情報学部社会情報学科教授木村邦彦(きむらくにひこ)先生により「読書を楽しむ」と題して講演が行われました。スマートフォン等の電子機器を否定するわけではないが、文章を書くにしてもスマートフォンでは考える部分より選択肢から選ぶという行為が多く、最近の学生の文章を見ても本当の意味で考えて文書をかけていないように思われる。新聞を読むでもよいし、活字を読むということは、創造性を身につけることができるので、まず興味を持てるものから、読書をすることによって、考える力を身につけてほしいとのことでした。

◆講演2◆

 講演2では生物地球学部生物地球学科講師實吉玄貴(さねよしもとたか)先生により「恐竜の本を探せ!!」と題して行われました。恐竜を研究するということは、過去の文献からどこでどのような骨が発見されたかに始まり、その地層・地質の知識、当時の生態系を考える上では環境に関する知識、発掘するためにはその国の文化に関する知識など、広範囲な分野の文献や図書が必要であることが説明されました。


◆図書館クイズ記念品贈呈式◆

 講演会の後、図書館クイズの回答者の中から参加してくれた7名に記念品が贈呈され、拍手に包まれました。

◆図書館見学◆

 最後に、図書館見学に学外の方4名が参加くださり、21号館図書館の恐竜の関係の図書が林原メセナセンターより寄贈された「林原文庫」を見学していただき、確かに色々な分野の図書があるのだなと感じていただけたのではないでしょうか。また、21号館では實吉先生に今日のために日本に2体しかない内の1体を展示していただいた骨格標本の見学もしていただき、見学者の方には貴重な経験となったのではないかと思われます。
 続いて、11号館と図書館の理工学専門書を見学していただき、今日一日の予定を終了しました。