平成16年度岡山県大学図書館協議会総会議事録
日 時:平成16年6月21日(月)14:00~16:30 場 所:岡山県立大学本部棟2階中会議室 参加者:15校 20名 議題:1.研修事業について 2.相互協力状況について 3.岡山県大学・短期大学図書館協議会発足に伴う会則の改正について 4.その他 議事 1.研究事業について 前研修委員長のノートルダム清心女子大学大原委員長より資料1により、昨年度の 報告、及び平成16年度研修事業計画(案)の説明があり承認された。併せて平成1 6年度の研修委員長は倉敷芸術科学大学の渡辺さよ氏に決定したことも報告された。 2.相互協力状況について 各校より昨年度の相互協力の状況の報告があった。その中で、今年度から制度が変 わったILLの相殺についてのコメントが多くあり、各校とも依頼・受付件数に変動が みられるということであった。また、他大学の図書館を利用するにあたって、学生等 へ利用指導をしているかどうかという質問があり、岡山大学ではオリエンテーション を行っているが、学生はなかなか実感がわかないようであるという状況が報告された。 3.岡山県大学・短期大学図書館協議会発足に伴う会則の改正について (2)岡山県大学図書館協議会会則(案)について ノートルダム清心女子大学の池本氏から会則2条の高等専門学校図書館は現在未加盟 であるので削除すべきとの意見があり、協議した結果事務局が高等専門学校図書館へ 本協議会への参加の意志を確認することとし、参加の意志がないのであれば来年度の 総会で会則の改正案を提出することになった。 (2)岡山県大学図書館協議会相互協力協定(案)について 原案通り承認された。 (3)岡山県大学図書館協議会研修委員会内規(案)について 池本氏から内規の第4条役員の輪番についてこの条文の書き方では輪番の解釈があい まいなため下記が提案され承認された。 第4条 委員会の運営は、次のものが当たる。 1)加盟館の内、原則として職員数が5名を越える館からそれぞれ1名の委員 2)5名以下の館の内で、輪番制による2館からそれぞれ1名の委員 3)代表幹事館 4.その他 (1)岡山理科大学の澤見氏よりILLの電子ジャーナルの複写をファクシミリで送信をおこ なっているところがあるか質問があった。 岡山商科大学の相澤氏より、このことの概要の説明があり、岡山商科大学ではコピー 機にスキャナーを取り付けているがまだおこなっていないということであった。各館 で設置しているソフトの互換性の問題がありそれぞれの図書館の対応を調査する必要 があるということであった。また、岡山大学の三原氏より岡山大学では著作権法の範 囲内である本館と分館とでおこなっているということであった。国公私立大学間でも DDSができるようになっているが、国立大学間でも現在検討中ということであった。 (2)川崎医療福祉大学の中川氏から図書の督促方法についての質問があった。 ほとんどの図書館では掲示、郵便での通知、電話連絡などがとられていた。また、教 員へ依頼して学生へ連絡してもらう大学もあった。 (3)岡山県立大学の仲達氏から廃棄についての質問があった。 このことについて岡山理科大学が自館の例で、処理は廃棄業者へ出すこと、廃棄基準 をつくったことなど報告があった。